茨城市民放射能測定プロジェクト趣意文一部改定

茨城市民放射能測定プロジェクトにご協力ください

2011年3月11日以降の原発震災により、東京電力福島第一原子力発電所は、大量の放射性物質を放出し続けています。いままでに放出された放射性物質によって、福島県内のみならず、関東一帯が汚染地域となっています。私たちが暮らす茨城県内には、局所的に高濃度の放射性物質が堆積したホット・スポットが存在するとの報告もあります。このような状況の中、農業・漁業といった自然に寄り添った生業を営む人々、子育てをするお母さん・お父さんをはじめ、この地域の多くの人々が大いなる不安をおぼえつつ生活しています。汚染の実態は不明確であり、精密で継続的な調査が強く要望されています。しかも、放射性物質の放出は日々続いています。水蒸気爆発などによってこれまで以上に大量の放射性物質が放出され、汚染が更に深刻化する可能性すら否定できません。しかし、行政や専門機関による調査分析は、後手に回っています。この地域の放射能汚染に関しては、行政に徹底した調査と対策を要望すると同時に、市民による自主的な測定活動の体制を築く必要があります。
 そこで私たちは、放射能測定活動に必要な測定器の購入に必要な資金を広く募り、測定活動を実施していきたいと思います。趣旨に賛同される方のご協力をお願いします。

● 募金にご協力いただける方は、以下のゆうちょ銀行口座にお払込み、あるいは、お振替いただければ幸いです。
ゆうちょ銀行 記号番号:00160−4−651923 加入者名:茨城市民放射能測定プロジェクト
*ゆうちょ銀行以外の金融機関からのお振込みは次にお願いします。
店名(店番):〇一九(019)店 預金種目:当座 口座番号:0651923   
● 募金の集計、測定器の選定に関わる情報は、随時、生存のための科学・茨城のウェブ・サイト等で報告します。
● 測定器購入後の測定活動の進め方や情報提供の仕方については、専門家と当プロジェクトに賛同する方々の協力を得て民主的に決定します。

                  2011年6月 生存のための科学・茨城 代表 藤田康元