仲間の企画です→読書会@千年一日珈琲焙煎所

以下、仲間の企画です。

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読書会@千年一日珈琲焙煎所

『戦時下抵抗の研究(1)キリスト者自由主義者の場合』

(1968 同志社大学人文科学研究所 編 みすず書房

過去からの投石と未来からの投石

現在、私たちにできることは何か?

「抵抗」について考える。

 自衛隊が海外派兵を繰り返し、米軍の物資輸送で戦争に参加することに何の異も唱えられない現在は戦時下ではないのか。国策である原子力発電に反対するデモに対して警察の弾圧が繰り返される現実は戦時下ではないのか?

 60年以上昔の埋もれた抵抗の記憶をもう一度掘り起こしてみる。彼らは、何ができて何ができなかったのか。それはもちろん、いま私たちは何ができるのかを考えることだ。

(加藤匡通 茨城不安定労働組合

日時 2012/3/13(火) 20:00〜22:00

会場 千年一日珈琲焙煎所(つくば市千現1-23-18 1F)

参加費 無料(ドリンクの注文お願いします)

今回は、第1章「抵抗の問題—戦時下のキリスト者自由主義者の姿勢に関連して」を読みます。テキストは出来れば各自でご用意ください。入手困難な場合は、お問合わせください。

お問合わせ

 メール 1001coffee@gmail.com

 電 話 029-875-5092(火・水定休)

ニ〇一二年のメーデー、はじめます。

ニ〇一二年のメーデー
はじめます。

去年、県内ではメーデーの行進は私たちの行ったつくばでしかありませんでした。もちろん今年もやるつもりです。けど、まだほとんど何も決まっていません。今年のメーデーに向けて、学習会をいくつかやり、これからも予定していますが、その先は決まっていません。私たちといっしょにメーデーをつくってみませんか。

                茨城反貧困メーデーinつくば実行委員会


メーデーにむけてのスケジュール(決定分)

メーデー2012実行委員会 第1回会議
 2012年2月19日(日) 15-17時
 つくば市春日交流センター小会議室
 http://g.co/maps/txxs3

● TPP学習会 
 2012年2月19日(日)13−15時
 つくば市春日交流センター小会議室
(生存のための科学・茨城との共催)
 
● 茨城反貧困メーデープレ企画学習会
 ジェンダーと技術から見た労働の歴史 
 講師 高橋さきのさん
 2012年3月18日(日)13-17時
 茨城県生涯学習センター和室


お問い合わせ 
電話:090ー8441ー1457(加藤)、090ー3902ー5801(藤田)
電子メール:ibarakimayday@gmail.com 


【イベント告知】原発を語る・歌う

原発を語る・歌う

日時:2012年2月12日(日)午後1時〜5時
会場:筑波学院大学講堂(つくば市吾妻3-1(つくば駅徒歩7分
入場前売 1000円(学割500円)、当日1200円。

講演
「わたしたちはフクシマを語りつぐことができるのか——戦争責任と原発責任」
千本秀樹(筑波大学

トーク
「世代を超えて語りつぐ——茨城の反原発運動史」
根本がん(反原発茨城共同行動) 聞き手:藤田康元(生存のための科学・茨城)

LIVE
「浪花の歌う巨人パギやんのライブ&トーク
趙 博(チョウバク)

主催:「原発を語る・歌う2/12集会」実行委員会

前売りチケットの予約などは以下にご連絡ください。
Tel: 0297-66-6471
E-mail: ibaraki_chiikikenアトマークyahoo.co.jp(アトマークは@に置き換えてください)


東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める署名

東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める署名

脱原発とうかい塾と反原子力茨城共同行動が呼びかけ団体になって表題の
「東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める署名」が、7月10日(日)から始まりました。ネット署名および実筆記の両方あります。

ネット署名のサイト
http://www.shomei.tv/project-1789.html

この署名の実行委員会のサイト
http://tokaijuku.jimdo.com

<生存のための科学・茨城>はこの署名活動の賛同団体です。
皆様も是非、署名してください。お願いいたします。

以下に呼びかけ文を添付します。

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【東海第2原発の再稼働中止と廃炉を要請します】

今回の福島第一原発の大惨事は地震による「原発安全神話」の崩壊でした。

東海第2原発も冷却機能の一部が破綻し、あわや福島第一原発と同じ運命をたどる一歩手前の状況でした。
原発は一たび事故が発生すると制御できないものである事が明確になりました。
安全に絶対はありません。

福島第一原発の事故は収束の見通しも立たず、事故の解析も出来ていません。また地震津波に対する原発への根本的な安全対策も立てられておりません。過酷事故に対する国、電力会社の対策はこの地震国の日本にあっては無策と言わざるをえません。この状況での東海第2原発の再稼働は絶対に認められません。

使用済核燃料の処理方法も未解決のままで、次の世代に処理できぬ放射性物質を残したままでは無責任ではないでしょうか。

私たちは、地方を不幸にしてまでの経済発展は理性的にコントロールしなければならないと思います。これ以上、原発事故により放射性物質に汚染された大地を増やすわけにはいきません。

大事故が起これば茨城県だけにとどまらず、広く関東にも甚大な被害をもたらす東海第2原発廃炉を求めます。

【イベント告知】チェルノブイリの報告から内部被曝を考える

原発を語る・歌う2/12集会」のプレ企画が1月23日にあります。
是非、ご参加を!

ビデオ上映と討論
チェルノブイリの報告から内部被曝を考える」
日時:2012年1月23日(月)19−21時
場所:つくば市市民活動センター
   (つくばエクスプレスつくば駅茨城県つくば市吾妻1-10-1、
   つくばセンタービル1階)
    http://www1.accsnet.ne.jp/~com-cen/html/access.htm

主催:「原発を語る・歌う2/12集会」実行委員会

【イベント告知】原発を語る・歌う

原発を語る・歌う

日時:2012年2月12日(日)午後1時〜5時
会場:筑波学院大学講堂(つくば市吾妻3-1(つくば駅徒歩7分
入場前売 1000円(当日1200円)

講演
「わたしたちはフクシマを語りつぐことができるのか——戦争責任と原発責任」
千本秀樹(筑波大学

LIVE
「浪花の歌う巨人パギやんのライブ&トーク
趙 博(チョウバク)

トーク
「世代を超えて語りつぐ——茨城の反原発運動史」
根本がん(反原発茨城共同行動) 聞き手:藤田康元(生存のための科学・茨城)

主催:「原発を語る・歌う2/12集会」実行委員会

ナオミ・クライン『ショック・ドクトリン』読書会やりました。

ナオミ・クラインショック・ドクトリン』読書会やりました。

年をまたがり2回にわたってナオミ・クラインショック・ドクトリン』読書会やりました。参加者は少なかったものの、有意義な議論ができました。ナオミ・クラインが自著について語った日本語字幕付き動画を見たりもしました。

本書の強調点のひとつに、災害資本主義(惨事便乗型資本主義)が災害に乗じて発動する過激な市場主義政策としての「ショック・ドクトリン」には、社会主義者労働組合活動家、人権活動家など様々な批判勢力への弾圧が必然的にともない、それ自体がもうひとつの「ショック療法」だということがあります。そこで、社会運動への弾圧問題に詳しい参加者から、2011年3月11日後の日本における弾圧状況を報告してもらいましたが、それによれば、3.11後の弾圧は、2000年代に入ってから続いている批判勢力への弾圧の延長であり、あえて災害時に起こったとりわけ激烈な弾圧を探せば関東大震災にまで遡る必要があるのでは、ということでした。

本書への批判的意見としては、結論が一気に楽観的な議論に流れているとの声もありました。確かに、新自由主義反革命によって、権力を回復した富裕層による支配体制をいかにして変革できるのか、その変革の契機や主体、物質的条件についての分析には見るものが少ないように私にも感じられました。

他にも注意すべき点はいろいろありそうですが、この簡単な報告では次の一点だけ加えることにします。本書における「コーポラティズム(corporatism)」という用語についてです。本書を読むと、コーポラティスムと言えば、イタリアのムソリーニ政権に始まる、政府、企業、労働組合の三つの権力組織が同盟を組み、ナショナリズムの名において秩序を維持するために協調する警察国家体制のことであり、チリのピノチェト政権やジョージ・W・ブッシュ政権のアメリカに典型的に見られるものというように読めます。しかし、これでは、1970年代以降にスウェーデンなどヨーロッパにネオ・コーポラティズムが生まれ、その後、新自由主義反革命によってそのネオ・コーポラティズムが衰退したという諸事実が全く無視されていることになります。2000年代ブッシュ政権アメリカを「コーポラティズム国家」と呼ぶにいたっては、大企業による政府の支配を批判的に名指す「大企業中心主義」といった程度のジャーナリスティックな意味でこの言葉を使っていることになります。クラインは、コーポラティズムという言葉を、政治学の概念とジャーナリスティックな用語という二つの明確に区別すべきものを混同して使っており、この言葉が出て来るところの記述を読むとかなり当惑させられます。

やや欠点を強調する書き方になってしまいましたが、全体としてはデイヴィッド・ハーヴェイ『新自由主義 その歴史的展開と現在』(作品社、2007年)などと並ぶ新自由主義の批判的/歴史的理解に資する好著であることは間違いありません。言葉遊びが多い著者ですが、日本語訳でも多少はそれを楽しむことができます。訳文はとても読みやすく、ありがたいです。

この読書会を踏まえて、次には、2月19日(日)にTPPに関する読書会を計画中です。詳細は追ってお知らせします。

また、関連して、私も組合員の茨城不安定労働組合主催で以下の企画があります。

(以下、茨城不安定労働組合ブログより転載:http://d.hatena.ne.jp/godzilla08/
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反弾圧学習会 団体交渉権を奪わせない! がくろう神奈川弾圧を考える

  十一年十月二十五日、神奈川県警公安三課によっておこなわれた学校事務職員労働組合神奈川の組合員四名に対する令状逮捕は起訴も出来ずに早期釈放、四名は起訴猶予となった。一年半前の校長との団体交渉を強要として犯罪化しようという警察の試みは頓挫した。

けれども誰でも容易に想像できるように「逮捕」の影響は大きい。裁判にならなくとも「逮捕」だけで個人の生活は破壊されるし、運動もその対応に大きく力をさかれる。

今回の弾圧が公務員バッシングの一環だということはわかりやすい。また、労組メンバーは反天皇制やG20といった課題にも積極的に取り組んでおり、地域の運動潰しという側面もあるだろう。そして、何よりも団体交渉権という労働組合の根本的な権利に対する真正面からの攻撃である。

国策である原子力発電への抗議デモが警察の弾圧を受け続けている中に起きた今回のがくろう神奈川への弾圧は、当然にも社会運動・労働運動は警察の弾圧をまねくというメッセージを放つ。もちろんそれは不当な攻撃だ。こんな何重もの不当を許すわけにはいかない。まずはがくろう神奈川の方を招いて話を聞くところから始めたい。

日時 1月22日(日)14時〜16時

会場 吾妻交流センター(旧吾妻公民館)小会議室 (つくばエクスプレスつくば駅徒歩5分 つくばセンタービル4階)

参加費 500円

お話 田中伸一郎(学校事務職員労働組合神奈川 組合員)

主催 茨城不安定労働組合

連絡先 090−8441−1457(加藤)